スポーツ会場でのアルバイト
私はスポーツをするのが大好きなのですが、アルバイトをするにおいても、ついついスポーツに関連した職種を探してしまいます。大学時代には、野球場での売り子を経験しました。住んでいるすぐ近くにプロ野球球団の本拠地がありましたから、友人のツテを頼って働かせてもらったのです。職務内容は多岐に及びました。一番大変だったのはビールの販売で、20㎏近いサーバーを背負って階段を登り降りするのです。しかも客席の通路は狭いですから、本当に苦労が多かったです。ベースの時給は700円くらいだったと思うのですが、売り上げに応じて歩合給が付くのです。優秀な売り子の場合では、一試合で200杯以上売る人もいるのです。やはり可愛い女性が有利な気がします。お客さんも自分のお気に入りの売り子を見付けて、優先的に購入しているようでした。
このアルバイトの良い点は、時間が空けば試合を観戦出来ることでした。決して人気の高いチームではなかったので、結構時間が空くことがあったのです。それから何年か後になるのですが、プロサッカーの試合の売り子も担当しました。不思議に感じたのは、プロ野球が飛ぶようにビールが売れるのに対して、サッカーはスポーツドリンクが圧倒的に売れることです。やはり堪えず動いているサッカーと、試合の局面に応じて止まる場合がある野球の違いかもしれませんね。